知っておきたいオフィス移転ですべきこと

いつまでも同じ場所に留まることばかりが、いいこととは限りません。ときには状況に応じて環境を変え、新たな仕事に取り組むことが大切になります。業績が好調で人員も増え、扱うものも多くなれば、今までの事務所が手狭になるのも当然です。優れた経営者というものは、設備投資を惜しみません。社員が働きやすい環境を整えることで、さらなる利益の拡大も期待できます。もちろん、オフィス移転は単なる住まいの引越しとは大きく異なるものです。ただ荷物を運び出せば良いといものではなく、いくつかのポイントを押さえなければなりません。これらをしっかりこなすことで、移転後の仕事再開もスムーズになります。まずはやるべきことをきちんと整理して、迅速で正確な対処を心がけていきましょう。

意外と手間がかかる旧事務所の原状回復

一般家庭の引越しであれば、荷物を移してゴミを処分し、きれいに掃除すれば完了です。しかし、オフィス移転となると、それだけでは不十分となります。賃貸物件では、ほとんどのケースで原状回復工事を行わなければなりません。これは、パーティーションを除去し、配線を外し、入居時の状況に戻すことを指します。壁や天井なども取り除き、コンクリート打ちっぱなしにすることも少なくありません。当然ながら、素人がこれらの工事を実施するのは無理があります。早期に専門家による工事を依頼して原状回復しなければ、いつまでも退去が完了しません。予算や時間をしっかりと考慮しなければ、予想外のコストを費やすことになってしまいます。見落とすことなく工事の計画を立てて、速やかなオフィス移転を実行していきましょう。

煩雑な作業は一括して専門企業に

新しい事務所でも、多くの作業が待ち受けています。パーティーションで仕切りを行い、適切なレイアウトを施し、配線工事も必要です。社内ネットワークの構築には、情報技術に関する知識も要求されます。そして引越しで出たゴミを片付けるのも、一筋縄ではいきません。社内情報を含めた書類などが含まれていれば、漏洩しないよう確かな処分が必要です。こうした膨大な事柄を、自分たちだけで完遂しようとしても、いつまでたっても終わりません。今は、オフィス移転に関する作業を一手に引き受けてくれる専門スタッフも存在します。そうした会社に依頼して労力を少なくすることが、時間と費用両面から有用です。面倒なことは外注に任せて、得意先の連絡に回るなど、本当にやるべきことに力を尽くしましょう。